あの星野リゾート率いる星野佳路社長の経営戦略を紹介してる本なのですが
星野芳路社長は 軽井沢の小さな旅館だった「ほしのや」を
一気に世界レベルのリゾート施設を開発する会社に発展させた、日本を代表する経営者。
でその星野佳路さんがどのようにして会社の戦略を練り、マーケティングを 行って来たかが分かる本なんです。
で、この本の冒頭に書かれているんですが
「私は課題に直面したときに 教科書を探し、読み、解決する方法を考えてきた。 それは今も変わらない」
「教科書に書かれていることを何度も読み返し、分からないところ分かるまで徹底的に読み込む 」
と書いていて、
実際に企画やマーケテインングの 会議で教科書をテキストとして使い それを社員にも、教科書の内容を理解、
価値観を共有してもらってから実践まで落とし込んで実行していく。
という事をやっているらしいんですね。
社長の考え方を浸透させるために、まず教科書を読んでおけっていうのは
良い方法ですよね。
で、この本で星野リゾートが教科書として選び経営を成功に導いてきた本が紹介されていますが それが
最近の話題の本ではなく、本屋に一冊あるかないか ぐらいの古典的な本を教科書とする といっているですね
それがこんな本ですね
『競争の戦略』(マイケル・E・ポーター著)
『コトラーのマーケティング・マネジメント 基本編』(コトラー著)
『The Myth of Excellence 』( Fred Crawford , Ryan Mathews 著)
『売れるもマーケ 当たるもマーケ マーケティング22 の法則』
『いかに「サービス」を収益化するか』
『真実の瞬間』(ヤン・カールソン著)
『ONE to ONE マーケティング』(ドン・ペパーズ、マーサ・ロジャーズ著)
『ブランド・エクイティ戦略』(デービッド・A・アーカー著)
『ビジョナリー・カンパニー』
『1分間顧客サービス』(ケン・ブランチャード著)
『1分間エンパワーメント』
確かに長く売れ続けている、本というのは本質をつかんだ間違いない本という評価が定まっている本。
だからそのとおりに行えば、結果が出るともいえる。
で、星野さんは、教科書を読んでも成果がでないのは、
「自分に分かる自分に都合のいい部分だけを、つまみ食いのようにして実践してるから。
それでは結果がでない」
と指摘している。
うーん 確かに。
ほんとそうなんですよね。
多くの人は そういった本や塾などでノウハウを 学んでも、自分に分かる事だけしかやらない。
それではダメ。
本やノウハウで教えている事をスミからスミまで理解して
徹底的に使いこなす事。
そうしないと結果はでませんよ。と
つまり学んだつもりって、実はなにも学んでないですよ って事ですね
つまり自分に分かるという事だけやるというのは現時点の自分のレベルで消化しているだけ。
自分のレベルを上げるには、分からないところまで 徹底して、消化して実践する必要があるんですよね。
つまり踏み込みが浅いと結果に結びつかない
多くの人は 正しいノウハウがあっても そのうち30%ぐらいしか消化していないのに、全部わかったような気になっている
何か成し遂げようと思ったらぐっと踏み込む事。
限りなく100%に近い理解、消化をしないと ダメだって話です。
やっぱり大成功する経営者は智恵が深い。
素晴らしいですね。
で、私もWebマーケテインングを教えているわけなので、
Webマーケティングをちゃんと自分のものに したいと人に
教科書を1冊紹介しようとおもいます。
それが ラッセルブランソン
DotCom Secrets ドットコムシークレット
これはまさに、 いまの時代の
「Webマーケティングの 教科書」だとおもいます。
私もこの本に感化されて、いままで出来ていない事を作り直しています。
あ、私のウエビナー実践スクール
FCC の教科書にも
指定しようとおもいます。